夏の終わりの話



日中はまだまだ暑いですが、夜はずいぶん涼しくなりましたね。今年の甲子園は本当に目が離せなかったです。

星稜高校 初優勝は出来なかったけど僕を含む石川県の人、北陸の人は勇気を貰ったと思います。

忘れられない甲子園になりましたね。


甲子園球児が毎日汗を流しているのを見ていると、僕もアシスタント一年生の時を思い出します。

僕は高校を卒業したすぐに通信で学校に通いながら働いていたのでその頃は18才でした。


その前の高校生の間、何も目標が無かったので毎日 適当に過ごしていました。もちろん、学校生活は楽しかったですし、

良い友達(親からみたらそうではない)にも恵まれました。

ただ、学生時代 漠然とした不安焦りがありました。このままでいいのか?

頑張っている人は沢山いるのに…という感じで、甲子園なんて眩しくて見る事ができない、自分はダメ人間だ….


こんな気持ちを抱えながら毎日過ごしてました。





しかし、ひょんな事から、就職活動で運良く美容室に受かる事が出来てしまい、親元を離れて就職しました。


今となって見ればですが、その就職したお店は市内でも有名な厳しいお店でした(笑)

その当時ですが、講習会に行くと知り合った美容師の人に

あそこのサロン勤めてるの?マジで何かの宗教とかなの?

(あまりにも夜遅くまで電気がついて何かをしてるから)

あそこ厳しいって有名だよね?休みあるの?』

(流石にそれはある)

とかの畏怖の念のこもったお話を頂いていました。


もちろんご多分に漏れず厳しかったです。 人気のお店という事もあり、日中はお客さんがたくさん来るので忙しく、朝晩は練習漬けの毎日でした。12~13人いた同期は2~3ヶ月で辞めて半分以下になっていました。

そんなお店だったんですが、一方 僕はこの店で働くことがすごい楽しかったです。(マゾではない)



こんな話をすると「社畜だ!」「ブラック迎合だ!」と言われるかもしれませんが、もちろん辛い事や嫌な事もありましたが僕は毎日、目標に向かって努力出来ることが嬉しくて楽しくてしょうがなかったです。


学生の頃 僕は自分自信を誇ることは出来ませんでした


部活は適当、何かに自分のエネルギーをぶつけたくても何も見つからなず、ダラダラの毎日。そんな時に自分の全てをぶつけても余りありすぎる目標が見つかったときに自分は

変われるかもしれない

自分自身を誇りに思えるかもしれない

って思えました。


   
もちろん、その頃育てていただいた先輩方 その節は、本当に大変ご迷惑ご面倒お掛け合いました…


入社して6~7月くらいまで先輩が必要な練習ばかりでしたが、夏ぐらいから一人で自主練できる課題になって、色んな事が加速していきました。




仕事が出来る先輩がやっていたから真似をしていたんだと思いますが、

お店の休みの日に鍵を借りて休みに日がな一日練習をしたり(新しい土地で友達がいなかったからというのもある)

朝、6時くらいに起きて朝練をする(結構な確率で練習前にお店で寝てしまっていた…)


その練習で結果が出たかどうかは分からないですけど、あの頃の僕は間違いなく燃えていたんだと思います。




いま、時代が変わって働くことに出来るだけの効率性合理性が求められています。例えばドラマとかで

一つのプロジェクトをみんなで何日も徹夜して完成させる

みたいな内容がいい感じに使われていましたが、今の時代ではその表現が、ちょっと時代に合ってないように見られてしまいます。



別に、昔が凄かった!前のやり方が良い!と言いたい訳ではなく、

時代が変わってきたのです。

昔の非効率な所、合理性を伴わないやり方は今の社会では良くないという風潮になってきました。働くという視点が変わってきたのです。それに伴い、日本全体の働き方が変わってきたのです。





働く環境が良くなる事はとても良いことだと思います。ただ、最近 考えてしまうのが、

もし あの頃の僕が今のHananoに入社したらあの頃のように燃えさせてあげれるのか?

ということです。



効率性合理性を考えて、例えば練習を営業時間内に組み込んだり、出来るだけ拘束時間を減らす努力が実は燃えている人の火を消している可能性があるように思ってしまいます。多分、僕だったら甘えてあの時ほど自発的に努力しない可能性が高いです….。


だからといって今のシステムを変える気はありません。もっと改善していく予定です。スタッフ全員が

テレビドラマに出てくるような素敵な美容師

が日常で地で出来るようなシステム、環境を作っていきたいと思っています。


そうなると、でもでも無い新しい第三の道を選択しないといけないという結論になります。


今までHananoでは

労生性、拘束時間を減らしながら結果を出す

という考えでしたが、そこに

あの頃のように燃える環境

というのを追加したお店作りをしないといけないです。難しい選択肢だとは思いますが、やりがいはあると思います。まだ、答えは出てないので、

みんなが燃えるためには…

ということを、これから考えて作って行きたいです。







アシスタント一年生の夏、自称 努力していた18才は その年に初めて甲子園をちゃんと見ることが出来ました。むしろ、彼らの努力や活躍を見るたびに、自分も もっと頑張ろう。と勇気を貰えるようになりました。





これから年を取って爺ちゃんになっても この事は、甲子園が始まるたびに 思い出すでしょうね。




Hanano  Shin


Salon Hanano では店舗の拡大に伴いアシスタントを募集しています。楽しく働きたい方、カラーが好きな方、美容師を楽しみたい方、そんなアナタを探しています。詳細はブログのリクルートの中に書いてあります。サロン見学、その他、聞きたい事とかがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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